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[コラム]【大阪・関西万博2025】ついに開幕!見どころ、課題、天皇陛下のおことばまで徹底解説

2025.04.14

2025年4月13日、いよいよ「大阪・関西万博2025」が開幕しました。158の国と地域、7つの国際機関が参加するこの大規模イベントは、
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、約6か月間にわたって開催されます。本記事では、開会式の詳細や会場の見どころ、残された課題、安全対策まで、SEOに強い構成でわかりやすく解説します。

万博の概要:158の国と地域が参加する未来の祭典

大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日まで、大阪市此花区・夢洲(ゆめしま)で開催されます。世界中から158の国と地域、7つの国際機関が参加し、最先端の技術やSDGsに関する展示が行われます。

主な見どころ:

  • テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」

  • 約2820万人の来場を見込む

  • 会場では持続可能性や医療技術など最先端の情報を発信

 

開会式の様子と天皇陛下のおことば

4月12日に行われた開会式には、天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、石破総理大臣ら約1300人が出席。天皇陛下は次のように述べられました。

「世界の人々が、自分自身だけでなく、他者や自然界のいのちを尊重し、持続可能な未来を共に築いていくことを希望します」

また、秋篠宮さまが名誉総裁としてシンボル演出に参加し、日本の伝統芸能(歌舞伎、和太鼓)によるパフォーマンスも披露されました。

 

石破首相のあいさつ:世界が再び結びつく場としての万博

石破総理大臣は開会式で、世界の分断が進む現代において、大阪・関西万博が人類共通の課題に向き合う「対話と交流の舞台」であることの意義を強調しました。

また、1970年の大阪万博との対比に触れ、「新しい日本の姿を発信する機会」として期待を示しました。

 

パビリオン紹介と準備状況:多様な文化と未来技術が集結

世界各国のパビリオンは、それぞれ独自の文化や技術を展示しています。

注目パビリオン

  • チリ:先住民女性の手織物展示

  • ヨルダン:スター・ウォーズの撮影地「ワディ・ラム」の砂を使用

  • カナダ:1970年の万博関係者がアドバイス

  • インド・ネパール:準備の遅れで開幕に間に合わない見通し

 

会場の安全対策:警備体制とセキュリティの強化

最大で1日22万人が訪れる万博会場では、警備と安全確保が最重要課題です。

主な安全対策

  • 警察による「会場警察隊」250人常駐

  • 民間警備員:最大2000人/日

  • 600台の防犯カメラ

  • 金属探知機による検査

  • ドローン対策機器を配備

専門家によると、会場内の安全性は高いが、会場外(駅、商業施設など)も警戒が必要との指摘があります。

 

テストランで見えた運営課題

開幕前に行われたテストラン(試験的公開)では以下の課題が判明しました。

  • セキュリティチェックに時間がかかる → 電子チケット利用を推奨

  • 地下区画でメタンガスが基準値超え → 測定頻度を増加

これらの課題への改善が進められ、万博協会は円滑な運営に向けて対応を強化しています。

 

暑さ対策:スタッフ用に再生可能エネルギー技術を活用

吉本興業が出展するパビリオンでは、ペロブスカイト太陽電池を活用した涼感ベストが導入されています。京都、愛知、福井の3企業が共同開発したこのベストは、屋外スタッフの負担軽減を目的としています。

 

チケット販売状況と今後の集客戦略

前売券の販売目標1400万枚に対し、現在は906万枚余りにとどまっています。

対応策

  • 当日券の毎日販売

  • 電子チケットの導入・簡略化

  • 内容の魅力を伝えるPRの強化

万博協会は最終的に2300万枚の販売を目指して、戦略を見直しています。

 

まとめ:大阪・関西万博は「いのち」への想いを世界へ発信する機会

大阪・関西万博2025は、未来社会をデザインする実験場であり、世界中の知恵と技術が集う舞台です。課題も残る中、安全対策や来場者対応を強化しながら、持続可能で開かれた未来を目指す取り組みが続いています。

 

参考:大阪・関西万博 開会式 13日開幕へ 準備の遅れなど課題も

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