[コラム]横浜市のプラスチックごみ分別が変更!2025年4月からの新ルールとは?
2025.02.26
横浜市では、2025年4月からプラスチックごみの分別方法が変更されます。これまで燃やすごみとして扱われていた「プラスチック製品」も、新たに「プラスチック資源」としてリサイクルの対象になります。本記事では、新しいルールのポイントや分別方法、注意点について詳しく解説します。
2025年4月から変わる横浜市のプラスチックごみ分別ルール
これまでと何が変わるの?
これまで横浜市では、プラスチック製の容器包装(お菓子の袋、ペットボトルのキャップ、食品トレーなど)だけが「プラスチック資源」として分別されていました。しかし、2025年4月からは、これに加えてプラスチック製品全般が「プラスチック資源」として扱われます。
新しく「プラスチック資源」に分類されるもの
以下のようなプラスチック製品が新たに「プラスチック資源」として分別対象になります。
- ラップ
- バケツ
- ポリ袋
- ハンガー
- CDケース
- 文房具
これらはすべて、透明または半透明の袋に入れて出すことになります。
出し方のルールと注意点
- 収集日: 指定された「プラスチック資源の日」に出す
- 袋の種類: 透明または半透明の袋を使用
- 汚れの除去: 汚れがひどいものは「燃やすごみ」として出す
- サイズ制限: 最大50cm未満のもの(それ以上は粗大ごみ扱い)
プラスチックごみの分別で気をつけるべきポイント
プラスチック資源に出せないもの
次のものは「プラスチック資源」には出せません。
- 金属を含むもの(金属製のハンガー、クリップなど)
- ビニール製品(ビニール紐、シートなど)
- 厚みのある硬いプラスチック(まな板、バットなど)
- 充電式の小型家電製品(電動シェーバー、ゲーム機など)
これらは「燃やすごみ」や「粗大ごみ」「小型家電回収ボックス」など、適切な方法で処分しましょう。
なぜ分別ルールが変更されるのか?
プラスチックごみの分別ルール変更の背景には、以下の目的があります。
環境負荷の軽減
従来、プラスチック製品は燃やすごみとして処理されていましたが、これによって温室効果ガス(CO2)が発生していました。リサイクルを促進することで、環境負荷の軽減を目指しています。
資源の有効活用
プラスチックは再生資源として利用できる素材です。適切にリサイクルすることで、新たな製品へと生まれ変わり、持続可能な社会の実現に貢献します。
横浜市のごみ分別に迷ったら?
分別方法に迷った際は、以下の方法で確認できます。
- 「ごみ分別検索システム MIctionary(ミクショナリー)」を活用する
- 「ごみと資源物の分け方・出し方」のパンフレットを参照する
- 横浜市の公式ウェブサイトで最新情報を確認する
まとめ|新しいルールを守って正しくプラスチックごみを分別しよう
2025年4月から横浜市のプラスチックごみの分別方法が大きく変わります。これまで燃やしていたプラスチック製品がリサイクルの対象になることで、環境負荷の軽減や資源の有効活用が進みます。
2025年4月までに準備しておくべきこと:
- 新ルールを確認し、正しく分別する意識を持つ
- プラスチック資源として出せるもの、出せないものを把握する
- 迷ったときは公式情報をチェックする
ルール変更に合わせて、家庭でもしっかりと分別を実践し、環境保護に貢献しましょう