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[コラム]水筒・断熱マグの捨て方ガイド!分別方法などを紹介!

2024.06.18

水筒・断熱マグ_捨て方ガイド

水筒・断熱マグの捨て方ガイド!分別方法などを紹介!

 

夏が近づくと、冷たい飲み物を持ち運ぶための水筒や断熱マグを頻繁に使うようになります。
しかし、古くなったり壊れてしまった水筒や断熱マグの捨て方について、いざ処分しようと思うと悩むことはありませんか?
この記事では、そんな水筒や断熱マグの正しい捨て方について、解説していきます。

 

水筒と断熱マグの素材を知ろう

まず、捨てる前に水筒や断熱マグがどのような素材でできているかを確認しましょう。一般的に、以下のような素材で作られています。

  • ステンレス: 多くの水筒や断熱マグはステンレス製です。ステンレスは耐久性が高く、保温・保冷効果に優れています。
  • プラスチック: 一部の軽量な水筒等はプラスチック製です。プラスチック製品は壊れやすいですが、軽量で持ち運びやすい特徴があります。
  • ガラス: ガラス製もあります。ガラスは化学的に安定しており、飲み物の味を損なうことがありません。
  • シリコン: 一部の断熱マグにはシリコン製のカバーや部品が使われています。シリコンは柔軟性があり、滑り止め効果もあります。

 

各素材別の捨て方

水筒や断熱マグ、魔法瓶は基本的には「燃えないゴミ」として処理されることが多いようです。
ただし、自治体や素材によって異なる場合もあるので、詳細はお調べの上お住いの地域にお問い合わせください。
以下では、各素材別の捨て方について例をご紹介いたします。

例)ステンレス製水筒・断熱マグの捨て方

ステンレス製品はリサイクルが可能な場合があります。以下の手順で捨てることをおすすめします。

  1. 分解: まず、水筒や断熱マグを可能な限り分解しましょう。
  2. 洗浄: 内部をきれいに洗浄して汚れを落とします。
  3. リサイクルセンターか資源ごみへ: リサイクル施設に持ち込むか、自治体の資源ごみとして出します。不燃ごみ、もしくは金属ごみとなる場合があるので、詳しくは各自治体にお問い合わせください。

例)プラスチック製水筒・断熱マグの捨て方

プラスチック製品の捨て方は地域によって異なる場合がありますが、一般的には以下のように処理します。

  1. 分別: プラスチック製品は燃えるごみとして出すか、プラスチックごみとしてリサイクルするかのどちらかです。地域のルールに従って分別しましょう。
  2. 洗浄: プラスチック製品も洗浄が必要です。食べ物や飲み物の残りがないようにきれいに洗いましょう。
  3. リサイクルボックスか資源ごみへ: 地域のリサイクルボックスや指定された収集日に出します。プラスチックは自治体によっては可燃となる場合も不燃となる場合もあるのでご注意ください。

例)ガラス製水筒・断熱マグの捨て方

ガラス製品は割れやすいため、捨てる際には特に注意が必要です。

  1. 分別: ガラス製品は一般的にガラスごみとして処理されます。地域のガラスごみの収集日に合わせて出しましょう。
  2. 洗浄:同様に内部をきれいに洗浄して汚れを落とします。
  3. 安全対策: もし割れている場合、割れたガラスは危険ですので、新聞紙や布で包んでからゴミ袋に入れることをおすすめします。
  4. リサイクルセンターか資源ごみへ: リサイクル施設に持ち込むか、自治体の資源ごみとして出します。ガラスは一般的には不燃ごみとされることが多いです。

例)シリコン製部品の捨て方

水筒によってはシリコンが付属している場合があります。シリコン製の部品も、素材に応じた処理が必要です。

  • 分解: シリコン製の部品を本体から取り外します。
  • 洗浄: シリコンも同様に洗浄が必要です。
  • ゴミの種類確認: シリコンは燃えるごみとして扱われる場合が多いですが、地域のゴミの分別ルールを確認しましょう。

色んな素材が混ざっていてどうすればいいかわからない…

水筒の種類によっては上記の材質が複数含まれているものもあります。
その場合、「何ゴミになるのかわからず分別できない…」と悩まれる方もいることでしょうが、ご安心ください。
そんなときは最も多く使われている素材を確認しましょう。
例えば、水筒の底はシリコンであっても水筒の大部分がステンレスであれば、不燃、もしくは金属ごみとして出すことができます。

ただし、お住いの地域によっては細かなルールを設定している場合もあるので、不安な場合は一度お住いの地域の自治体にお問い合わせください。

 

水筒や断熱マグを捨てる前に考えよう

捨てる前に、以下のことを考えてみてください。
もしかすると処分するより良い方法があるかもしれません。

リユースの可能性

まだ使える状態であれば、捨てるのではなくリユースを検討してみましょう。例えば、以下の方法があります。

  • 寄付: 地元のチャリティーショップやリサイクルショップに寄付する。
  • フリーマーケット: フリーマーケットやオンラインプラットフォームで売る。
  • 別の用途で使う: 花瓶や小物入れとして再利用する。

交換サービスの利用

一部のメーカーでは、パーツの交換対応や購入などできる場合があります。
パッキンなどの消耗品を紛失した場合などは購入したメーカーに問い合わせてみるというの一つの手でしょう。

 

まとめ

夏に向けて古くなった水筒や断熱マグを正しく捨てることは、環境保護に貢献する重要なステップです。
素材に応じた正しい処理方法を理解し、リサイクルやリユースを考えることで、私たちの生活環境をより良くしていくことができます。

今回ご紹介した水筒や断熱マグをはじめ、廃棄物に関するお悩みは産業廃棄物のプロフェッショナルであるアール・イー・ハヤシにおまかせください。
創業50年を超える当社では経験と知識豊富なスタッフが、皆さんのお悩みを解決します。お気軽にお問い合わせください。

 

著者紹介

 

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名前: 中林 一樹(なかばやし かずき)

プロフィール

2014年より株式会社アール・イー・ハヤシに入社。以降10年間、産業廃棄物管理のスペシャリストとして従事。
産業廃棄物の処理とリサイクルに関する豊富な経験を持ち、環境保護に対する深い知識と情熱を持っています。
現在も、株式会社アール・イー・ハヤシの管理部門で環境管理責任者として、日々業務に励んでいます。

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